物流資材の購入費用を抑えるためにできるだけ物流資材の紛失を防ぎたい
物流資材は複数の拠点を通過するため色々な環境に耐えられるセンサーがいい
物流資材は数が多いため頻繁な電池交換に手間をかけられない
アルプスアルパイン株式会社の物流トラッカーは、物流資材に取り付けることで物流資材の位置情報を取得するセンサーです。物流トラッカーを活用することで物流業界の課題となっている、「物流資材の紛失と偏在」を解決することができます。
物流トラッカーはLPWA通信を採用することで中継器や設備設置が不要となり導入コストを下げることができます。さらにスマホ搭載部品を採用することで部品費を削減し、安価に導入ができます。
物流トラッカーはWi-Fiと基地局測位を組み合わせることでGPSを補完でき屋内・屋外両方で測位ができます。加えて耐衝撃・防塵・防水性能(IP67)も備えているため、1台で運送中から運送後全てをカバーできます。
物流トラッカーは加速度センサで移動の起点や終点、静止時の特定動作を検出し、必要な時にのみデータを送信する独自のアルゴリズムによりデータの送信回数を削減しています。これにより電力消費量の大幅低減を可能にし、約10年※の電池寿命を実現しています。
※1.5回/日発信の場合
小売業店配用センターのかご車は複数の物流倉庫を経由し、 小売店まで流通していきます。多数の物流倉庫や小売店を経由する中で、かご車のルート外への流出が発生しています。かご車の年間購入コストが年々増加していることが課題でした。物流トラッカーをかご車に取り付け、位置情報や移動履歴を収集することで流出したかご車の特定と流出防止策をとることが可能になり、かご車購入コストを削減することができました。
住宅資材メーカーの資材はリターナブルタイプの専用パレットを使って出荷から納品まで積載されて各チャネルを流通しています。使用後にそのまま返還されず別のルートに乗ってしまうこともあり、約10％が回収できていませんでした。物流トラッカーを専用パレットに取り付けて現在地や移動履歴を取得すること、パレットの滞留・紛失防止だけでなく資材の偏りを発見や輸送経路の効率化を実現しています。
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