IoT活用事例

スマートシティのために都市OSにデータを供給する

業種:自治体・不動産開発業
導入製品:MODE Sensor CloudMobility CloudRobot Cloud

課題

  • 都市OSに接続するリアルデータを収集したい
    スマートシティ実現のため都市OSを新たに開発し様々な都市のリアルデータを収集する必要がある。エリアごとの人の流動量、公共交通機関、民間運送業等の移動状況、医療機関の混雑状況等、センシングすべきデータが多岐にわたり設計が困難でコストの肥大化が予想される。

導入効果

MODEは高可用性能を備えた独自のIoTプラットフォーム「MODE IoT Platform」をベースとしてさまざまなセンシングシーンで利用可能なプラットフォームサービスを提供しています。例えばMODE Sensor Cloudで大規模な人流計測、MODE Mobility Cloudでバスや配送車両のリアルタイムモニタリング、MODE Robot Cloudで自律車両のリモートモニタリングやメンテナンスを短期間に実現可能です。すべてのサービスはAPIをベースに設計されており外部基盤にセキュアなAPI接続が可能です。

ポイント

都市OS開発の中で、現実世界のデータ(リアルデータ)を収集蓄積する機能はIoTシステムが担いますが、「ITの総合格闘技」と称されるIoTシステムの開発には多大なコストがかかる可能性があります。MODEを利用することで開発にかかる時間と人件費を最小化し短期間に安定したサービスをスタートさせることが可能です。

都市OSに現実世界のデータをリアルタイムに供給する
muraoka

スマートシティリファレンスアーキテクチャで示されている都市OSは様々な機能単位のITシステムの巨大な集合体となります。その中でリアルデータを収集蓄積するクラウド基盤とそこにデータを供給するエッジ・システムがMODEの担当領域です。MODEはすべてのシステムにAPIが装備されているため他のデータ基盤との連携が容易です。

Masakazu Muraoka / Solution Architect