IoT活用事例

配送業務でのコールドチェーンを確実に保証する

業種:食品冷凍チルド運送業
導入製品:MODE Mobility Cloud

課題

  • コールドチェーンを確実に保証したい
    食品冷凍チルド運送業者は、アイスクリームや新鮮な魚などを保冷車をつかって鮮度を保ったまま長時間運送するコールドチェーンを実施している。最適な温度で配送していたにも関わらずアイスクリームが溶けてしまっていたとき、配送中に冷蔵庫が故障していなかったことや長時間ドアを開けっ放しにしていなかったことを証明する手段がなく、クレーム対応に追われていた。保冷車の温度をリアルタイムに観測し、コールドチェーンを確実に保証したい。

導入効果

MODEのインテリジェント・ゲートウェイと無線センサーを組み合わせることで保冷車の温度管理機能を低コストで実装します。これらのデータをリアルタイムに観測することで、確実なコールドチェーンを実現し、顧客に対する信用を保証します。また、配送オペレーションをより安全に効率よく実施することが可能です。

ポイント

デジタル・タコメーターを装備している配送車両に後から冷蔵庫の温度などの車両データ収集の仕組みを実装すると改造コストがかかってしまいます。さらに、改造にかかる工期が長く、すぐにデータ収集を始められないこともあります。そこで、MODEのインテリジェント・ゲートウェイと無線センサーを組み合わせることで、これらの問題をスマートに解決することが可能です。
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muraoka

サプライチェーンの複雑化と多様化に伴い様々な商品をそれごとに確実に安全に配送することへのニーズが高まっています。配送業におけるコールドチェーンの実現はその一つにあたるでしょう。

Masakazu Muraoka / Solution Architect