IoT活用事例

製造ラインの稼働をリアルタイムに監視

業種:製造業・工場
導入製品:MODE Factory Cloud

課題

  • 製造ラインの稼働を監視し生産効率の向上につなげたい
    製造ラインでチョコ停などによるプロセスの中断や停止が繰り返し発生し、ライン全体の生産効率が低下している。どの設備でチョコ停が発生したのかを検知し素早く対策できるようにしたい。将来的にはライン全体の生産効率を向上させたい。

導入効果

MODE ゲートウェイにカメラを接続することで、製造ラインの稼働状況を常時記録します。シーケンサからの異常信号やカメラでの画像認識によって異常を検知した場合に、その前後の動画をオペレータに通知することができます。高速にデータがクラウドにアップされるため、異なる拠点や外出先からでもリアルタイムに状況を把握することが可能です。
稼働状況に関するデータをクラウドへ保存・蓄積することで障害発生前にさかのぼって動画で原因を確認することができます。また、リアルタイムでの統合管理により中断時の復旧作業の迅速化、累積記録の分析によるラインスピードの最適化やライン改善を実現します。

ポイント

日々の業務の中で発生する断続的な稼働停止を人の手で記録・分析することは非常に難しいです。機器の稼働状態をリアルタイムにセンシングし、チョコ停時の前後状態を自動記録するようにするとオペレーターの監視業務を減らすと同時に中期的な製造ライン最適化のための分析データを低コストで得ることができます。
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ラインごとの機械の稼働監視のために時間を費やしていませんか?監視と異常発見時の情報共有を自動化することで工程全体のコストと労務負担を同時に軽減することができます。

Masakazu Muraoka / Solution Architect