IoT活用事例

多拠点工場のデータ統合による製造原価の最適化

業種:製造業・工場
導入製品:MODE Factory Cloud

課題

  • 工場ごとのデータを統合し製品全体の製造原価を最適化したい
    各工場で製造ラインの時間当たりの製造数、コンベアーの速度、工作用ロボットアームの主軸モーターの温度に至るまで、あらゆる動作がリアルタイムに計測されている。しかしクラウド化されておらず、各工場ごとに閉じたデータとなってしまい、全体の最適化ができていない状況。多拠点工場のデータを統合し、製品全体の製造原価の最適化に役立てたい。

導入効果

MODE Factory Cloudは多拠点のデータをリアルタイムに収集しお客様の業務システムや分析システム等にシームレスに供給できます。製造プロセスにおける電力価格の違いや製造にかかるエネルギー消費のコストを比較し、すべての工場のデータを総合的に分析することが可能です。自社製品の原価管理を自動的に最適化しコストパフォーマンスの最大化を実現します。

ポイント

多くの工場ではFAシステムを導入し、工場内の様々な機器をモニタリングしデータを収集しています。一方でこれらの拠点ごとに閉じたデータをいかにスピーディに共有できるか、即時に統合分析できるかがビジネスの課題となっています。
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製造のグローバル化が進み製造拠点レベルで原価を下げる取り組みが続けられる一方で、拠点ごとの連絡業務や情報伝達の不備がボトルネックとなるケースも増えています。データ共有をクラウド化することで抜本的な対策を行いましょう。

Masakazu Muraoka / Solution Architect